親をみるのはヘルパーさん?

現在「高齢者・65歳以上」と言われる人の人口がとのくらいかご存じでしょうか。
少し前の調べでは2825万人以上で、総人口の占める割合はすでに24%以上となっています。

こうした高齢者と言われる方々が健やかな毎日を送っているのであれば、
何の問題もないのですが、体のどこかに高齢者特有の持病を持っている方も多く家族の誰かと一緒に住むか、
あるいは「訪問介護員」いわやるホームヘルパーの手助けを必要としている方々がたくさんいます。
いえ、ご自身が既に高齢者の方の介護をしている方もいるかもしれません。

訪問介護員・ホームヘルパーは、都道府県知事の指定する訪問介護員養成研修の課程を修了した人を言い、
介護保険法で定められた介護福祉士と共に介護行為を許可された人のことを言うと書かれています。

また、ホームヘルパーは講習を受け終了した者に与える「認定」であり国家資格ではないとも書かれています。
この資格は訪問介護や夜間対応型訪問介護、定期巡回随時型訪問介護看護に従事する際に絶対必要な資格とされています。

かっては家族全員が、あるいは一家の主婦が専任で高齢者の世話をしてきたものが、
現在では家族全員が働き手でありその為主婦が仕事と介護をしているか、
一週間の内数日をホームペルパーに任せている家が多くなっています。

また核家族化が進み、高齢者が1人で実家に住み他の家族は都心の別の場所に住んでいるケースもたくさんありますし、
子どもの数が少なく息子1人であるいは娘1人で親の世話をしている方もいます。

痴ほう症が進むと目が離せない状態が続き、会社を辞め親の世話をしているケースもあることをテレビでも放映され、
高齢者介護の問題は家族に大きな負担と責任を負わせ、
介護している息子や娘の将来をも奪い高齢者の死後、もう一度1人で人生を立て直さなければいけない現実を背負わせています。

先ずは、所轄の自治体へ相談して欲しいと思います。成年後見制度について知識を得ることもできますし、包括支援センターがあれば
ソーシャルワーカー・ケアマネージャー・保健師で、よりよい方向性を見出せるかもしれません。

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